今回は、東京建物の特徴について紹介したいと思います。東京建物は、創業以来近代的不動産業の草分け的存在として、さまざまな取り組みをしてきた企業です。創業から一世紀過ぎている現在も、駐車場管理のみならず、さまざまな取り組みをしています。本記事では、歴史ある東京建物の特徴について紹介します。
東京建物グループの強み
東京建物グループでは、顧客のニーズに寄り添うため、さまざまな取り組みをしています。東京建物グループの強みについて紹介します。
東京建物グループが展開する事業
東京建物グループは、125年の歴史ある企業で長年の実績やノウハウから独自性や強みを生かしています。例えば、都市開発・ビルやイノベーション拠点・レジャー施設など多岐にわたる分野で活躍する企業です。働く・生かす・暮らすをベースとして、街の未来を支える空間や場・機会を提供しています。
顧客や社会のニーズに応える提案・解決力
東京建物グループでは、顧客のニーズに応えるため、地域の課題に対して真摯に寄り添っています。例えば、実際に施工した実例として緑の中で働く、中野セントラルパークを施工しました。
また、日本最大級の団地建替えプロジェクトでもあるBrillia多摩ニュータウンの施工もおこないました。他にも都市と自然の再生を再現した、大手町タワーの施工にも携わっています。
時代の変化と共に新たなことに挑戦
大きく変化する時代の流れに沿うように、東京建物グループも業界初の取り組みを成功させてきた企業です。例えば、超高層複合用途ビルで初めてZEB Ready認証を取得した、Hareza Towerの施工をおこなっています。
また、環境配慮型物流施設T-LOGIシリーズで、再生可能エネルギーを有効活用する自己託送を2022年より開始しています。
数字で見る東京建物
東京建物は、設立から未来に向けての目標が明確な企業です。数字で東京建物の歴史について紹介します。
設立から海外進出するまで
東京建物は、明治29年に設立した歴史深い企業です。創始者は安田善次郎が設立しており、日本で最も歴史ある総合不動産会社と言われています。また、明治36年にはいち早く海外進出を果たしており、中国にてビルの管理運営事業を展開しています。
それと同時に、関東大震災や昭和恐慌化の難しい時代であっても、事業展開をおこなってきました。
売り上げや事業利益など
歴史の数字で見ると、古くから存続する企業でありますが、売り上げや事業の数字で見ると利益を上げていることがわかります。例えば、2022年12月の営業収益は、約3,499億円ありました。
また、2022年12月の事業利益は約663億円あり、日本の企業に貢献していると言えるでしょう。また、2022年12月時点での東京建物グループの従業員は5878人、単体では760人の人々が活躍しています。
温室効果ガスの削減を2050年までに可能へ
東京建物では、脱炭素化社会に向けて、温室効果ガス排出削減の目標として、2030年までに46.2％を削減することを目標としています。
また、2050年までにはネットゼロを掲げています。大手町の森では、本物の森として豊かな多様性ある昆虫や動物が育っている様子がわかるでしょう。例えば、こちらの森では208種の植物・129種の昆虫・13種の鳥類が確認されており、安心して未来へつながっていける活動をしている企業であることがわかります。
ESGの取り組み
東京建物では、ESGの取り組みとしてさまざまな活動をおこなっています。ESGについて詳しく解説します。
環境
東京建物は、環境に配慮しながら事業活動をおこない、持続可能な社会へ発展することを目標としている企業です。また、環境に対して脱炭素社会の推進と、循環型社会の推進を特定し、事業を通して課題解決に取り組むことをしています。最終的には、地球環境との共生を目指し、あらゆる事業を展開していくことをモットーとしています。
社会
東京建物は、グループで働くもの全員が遵守すべきものとして、従業員やその他のステークホルダーの人権に関する取り組みをおこなっている企業です。本方針は、ホームページ上ですべて公開しており、取引先やパートナーをはじめとする方々に対し、人権尊重の取り組みを進めてもらえるよう伝えていることがわかります。
また、人権デュー・デリジェンスを実施し、事業上の人権課題の把握・軽減・是正、救済する活動にも力を入れている企業です。
ガバナンス
東京建物は、信頼を未来へという言葉を経営理念としており、持続的成長と中長期的な企業価値向上に向けてあらゆる活動をしている企業です。また、事業内容やステークホルダーに関して、株主や取引先の方に理解してもらえるよう情報開示を積極的におこなっています。
そして、ガバナンスの高度化を実現するためにガバナンスに関するさらなる強化、収益性・客観性向上をもたらす施策を進めています。
まとめ
本記事では、東京建物の特徴について紹介しました。東京建物は、明治時代に設立した歴史ある企業として、さらなる発展を続けている企業です。時代の変化と共に、時代に合わせた建築や環境への配慮をしていると言えるでしょう。また、国内にとどまらず早くから海外進出を果たした、日本でも数少ない企業であります。現在おこなっている事業が、未来へつながっていけるように考えていることがわかります。本記事が、東京建物に関して詳しく知りたい方の参考になれば幸いです。
東京建物の基本情報
| 企業名 | 東京建物株式会社 |
| 住所（本社） | 〒103-0028 東京都中央区八重洲１丁目４−１６ 東京建物八重洲ビル B2 |
| TEL（代表） | 03-3274-0111 |
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